乙酉(きのととり)日柱
鶏の座に乗った草花とつる草 — 柔軟で適応力のある調整役。
きのと 木 · とり 金
ひと目で見る
- 日干
- 乙 (-木)
- 日支
- 酉 (金 · 鶏)
- 蔵干
- 庚(余気) 辛(正気)
- 日支の十神
- 偏官 (辛)
- 十二運星
- 絶
- 空亡
- 午·未
- 納音五行
- 泉中水(泉の中の水)
- 六十干支の番号
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日干 — 自分の気質
日干の乙は五行で木、草花とつる草にたとえられます。
柔らかな態度で周囲となじみ、厳しい環境でも生き抜く力があります。
決断が必要な場面で優柔不断になりやすく、自己主張を後回しにしがちです。
陰干なので気が内に集まります。繊細で長く持ちこたえる一方、決断を先延ばしにして内に抱え込みがちです。
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日支 — 座っている場所
日支の酉は五行で金、鶏の座です。
刃が立った座です。基準が明確で仕上げが綺麗な分、厳しいと言われることもあります。
酉の中には庚(余気 10), 辛(正気 20)が隠れており、その正気は辛です。表に見える金のほかにこれらの天干が内側で働くため、同じ日支でも人によって結が変わります。
日支に座る十神 — 配偶者の座として読む
日干乙から見ると、日支の正気辛は偏官にあたります。日支は配偶者に最も近い座であり、毎日踏みしめる土台でもあるため、ここに座る十神が生活の結を大きく左右します。
自分を押さえつける気が土台に座り、重い荷を自ら引き受けます。危機の場面でむしろ冴え、決断が速いです。ただ緊張を初期設定にして生きやすいので、休みも予定に入れる必要があります。
日干と日支の関係
日支が日干を剋する形で、土台が自分を締めます。緊張の中で強くなりますが、休み方を覚える必要があります。
十二運星 — この座での自分の気
日干乙が日支酉で迎える十二運星は絶です。
断たれ、再びつながる直前の段階です。環境が大きく変わることが多く心も移りやすい一方、新しく始めることに物怖じしません。
空亡 — 空いた二つの座
乙酉日柱は甲申旬に属し、この旬で空くのは午・未です。
空亡は悪いものというより「ここには心が完全には留まらない」という印に近いものです。空亡の支の年は思い通りに満たされない代わりに執着が薄れ、かえって身軽になることもあり、宗教・学問・芸術のように「空」を扱う分野では強みにもなります。
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納音五行
乙酉の納音は泉中水(泉の中の水)です。天干・地支それぞれの五行とは別に、干支一対に付けられた古い名です。
納音が水なので流れる結です。状況に合わせて形を変える柔軟さが強みで、方向を与える器があるとき遠くまで行きます。
合う支、ぶつかる支
日支酉と六合となるのは辰、三合を組むのは丑·巳です。 反対に卯とは沖となり、互いの座を揺らします。
合となる支の年や、その日支を持つ人とは物事が滑らかに運び、気持ちも楽です。逆に沖となる側は座を揺らし、移動・別れ・転換として現れますが、悪いだけでなく、淀んだものを押し出す力でもあります。
向いている仕事
日干の五行(木)で見るとこうです。教育、企画、デザイン、木材・造園、出版など、成長力と企画力を生かす分野
そこに日支の五行(金)が重なります。金融、法律、機械・製造、医療など、精密さと原則が重要な分野 二つの結が重なる地点で、長く続けられる仕事を選ぶのがよいでしょう。