壬辰(みずのえたつ)日柱
龍の座に乗った海と大河 — 知恵に富んだスケールの大きい戦略家。
みずのえ 水 · たつ 土
ひと目で見る
- 日干
- 壬 (+水)
- 日支
- 辰 (土 · 龍)
- 蔵干
- 乙(余気) 癸(中気) 戊(正気)
- 日支の十神
- 偏官 (戊)
- 十二運星
- 墓
- 空亡
- 午·未
- 納音五行
- 長流水(長く流れる水)
- 六十干支の番号
- 29 / 60
- 神殺
- 괴강살
日干 — 自分の気質
日干の壬は五行で水、海と大河にたとえられます。
包容力と洞察力に優れ、大きな構想を描く野心があります。
感情の起伏が大きく、考えすぎて行動が遅れることがあります。
陽干なので気が外へ伸びます。大きく真っ直ぐ進む一方、細かく整える作業は後回しにしがちです。
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日支 — 座っている場所
日支の辰は五行で土、龍の座です。
大きく広げ、大きく抱える座です。想像と野心がともに大きく、場を広げる力があります。
辰の中には乙(余気 9), 癸(中気 3), 戊(正気 18)が隠れており、その正気は戊です。表に見える土のほかにこれらの天干が内側で働くため、同じ日支でも人によって結が変わります。
日支に座る十神 — 配偶者の座として読む
日干壬から見ると、日支の正気戊は偏官にあたります。日支は配偶者に最も近い座であり、毎日踏みしめる土台でもあるため、ここに座る十神が生活の結を大きく左右します。
自分を押さえつける気が土台に座り、重い荷を自ら引き受けます。危機の場面でむしろ冴え、決断が速いです。ただ緊張を初期設定にして生きやすいので、休みも予定に入れる必要があります。
日干と日支の関係
日支が日干を剋する形で、土台が自分を締めます。緊張の中で強くなりますが、休み方を覚える必要があります。
十二運星 — この座での自分の気
日干壬が日支辰で迎える十二運星は墓です。
収めて仕舞う段階です。集め、保管し、整理することに才があり、倹しい暮らしで後ろが固いです。心まで閉じ込めないことが課題です。
空亡 — 空いた二つの座
壬辰日柱は甲申旬に属し、この旬で空くのは午・未です。
空亡は悪いものというより「ここには心が完全には留まらない」という印に近いものです。空亡の支の年は思い通りに満たされない代わりに執着が薄れ、かえって身軽になることもあり、宗教・学問・芸術のように「空」を扱う分野では強みにもなります。
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納音五行
壬辰の納音は長流水(長く流れる水)です。天干・地支それぞれの五行とは別に、干支一対に付けられた古い名です。
納音が水なので流れる結です。状況に合わせて形を変える柔軟さが強みで、方向を与える器があるとき遠くまで行きます。
この日柱につく神殺
壬辰日柱には괴강살がつきます。
魁罡殺は頭領の星です。極端を行き来する気で、大きく成すか大きく折れるかと見られ、カリスマと決断力が際立ちます。中間を置かない性向なので、自分でブレーキを用意しておくとよいでしょう。
合う支、ぶつかる支
日支辰と六合となるのは酉、三合を組むのは子·申です。 反対に戌とは沖となり、互いの座を揺らします。
合となる支の年や、その日支を持つ人とは物事が滑らかに運び、気持ちも楽です。逆に沖となる側は座を揺らし、移動・別れ・転換として現れますが、悪いだけでなく、淀んだものを押し出す力でもあります。
向いている仕事
日干の五行(水)で見るとこうです。貿易、流通・物流、コミュニケーション、研究など、流れを読み広く活動する分野
そこに日支の五行(土)が重なります。不動産、建築、農畜産、サービス業など、着実さと信頼を土台にする分野 二つの結が重なる地点で、長く続けられる仕事を選ぶのがよいでしょう。