庚寅(かのえとら)日柱
虎の座に乗った鉄と刀 — 決断力のある原則主義者。
かのえ 金 · とら 木
ひと目で見る
- 日干
- 庚 (+金)
- 日支
- 寅 (木 · 虎)
- 蔵干
- 戊(余気) 丙(中気) 甲(正気)
- 日支の十神
- 偏財 (甲)
- 十二運星
- 絶
- 空亡
- 午·未
- 納音五行
- 松柏木(松と柏の木)
- 六十干支の番号
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日干 — 自分の気質
日干の庚は五行で金、鉄と刀にたとえられます。
義理を重んじ、正しいと思えば大胆に推し進める行動力があります。
融通が利かず周囲と摩擦が生じたり、頑なになりすぎることがあります。
陽干なので気が外へ伸びます。大きく真っ直ぐ進む一方、細かく整える作業は後回しにしがちです。
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日支 — 座っている場所
日支の寅は五行で木、虎の座です。
まず動いてから考える座です。始める力が強く、人前に出ることを厭いません。
寅の中には戊(余気 7), 丙(中気 7), 甲(正気 16)が隠れており、その正気は甲です。表に見える木のほかにこれらの天干が内側で働くため、同じ日支でも人によって結が変わります。
日支に座る十神 — 配偶者の座として読む
日干庚から見ると、日支の正気甲は偏財にあたります。日支は配偶者に最も近い座であり、毎日踏みしめる土台でもあるため、ここに座る十神が生活の結を大きく左右します。
広く手を広げる財の気が土台に座っています。機会を見つける目が速く交友も広い一方、入った分だけ出ていく流れで一箇所に貯まりにくいです。規模を大きくする前に、管理の習慣を先に作るほうが得策です。
日干と日支の関係
日干が日支を剋する形で、自分が土台を治める座です。主導権を握る一方、自分を追い込みがちです。
十二運星 — この座での自分の気
日干庚が日支寅で迎える十二運星は絶です。
断たれ、再びつながる直前の段階です。環境が大きく変わることが多く心も移りやすい一方、新しく始めることに物怖じしません。
空亡 — 空いた二つの座
庚寅日柱は甲申旬に属し、この旬で空くのは午・未です。
空亡は悪いものというより「ここには心が完全には留まらない」という印に近いものです。空亡の支の年は思い通りに満たされない代わりに執着が薄れ、かえって身軽になることもあり、宗教・学問・芸術のように「空」を扱う分野では強みにもなります。
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納音五行
庚寅の納音は松柏木(松と柏の木)です。天干・地支それぞれの五行とは別に、干支一対に付けられた古い名です。
納音が木なので育つ結です。時間をかけて育てる仕事、人を育て組織を大きくする場で真価を発揮します。
合う支、ぶつかる支
日支寅と六合となるのは亥、三合を組むのは午·戌です。 反対に申とは沖となり、互いの座を揺らします。
合となる支の年や、その日支を持つ人とは物事が滑らかに運び、気持ちも楽です。逆に沖となる側は座を揺らし、移動・別れ・転換として現れますが、悪いだけでなく、淀んだものを押し出す力でもあります。
向いている仕事
日干の五行(金)で見るとこうです。金融、法律、機械・製造、医療など、精密さと原則が重要な分野
そこに日支の五行(木)が重なります。教育、企画、デザイン、木材・造園、出版など、成長力と企画力を生かす分野 二つの結が重なる地点で、長く続けられる仕事を選ぶのがよいでしょう。