庚子(かのえね)日柱
鼠の座に乗った鉄と刀 — 決断力のある原則主義者。
かのえ 金 · ね 水
ひと目で見る
- 日干
- 庚 (+金)
- 日支
- 子 (水 · 鼠)
- 蔵干
- 壬(余気) 癸(正気)
- 日支の十神
- 傷官 (癸)
- 十二運星
- 死
- 空亡
- 辰·巳
- 納音五行
- 壁上土(壁の上の土)
- 六十干支の番号
- 37 / 60
日干 — 自分の気質
日干の庚は五行で金、鉄と刀にたとえられます。
義理を重んじ、正しいと思えば大胆に推し進める行動力があります。
融通が利かず周囲と摩擦が生じたり、頑なになりすぎることがあります。
陽干なので気が外へ伸びます。大きく真っ直ぐ進む一方、細かく整える作業は後回しにしがちです。
広告 (test)
日支 — 座っている場所
日支の子は五行で水、鼠の座です。
内心を見せずに状況を素早く読む座です。頭の回転が速く、実利をしっかり取ります。
子の中には壬(余気 10), 癸(正気 20)が隠れており、その正気は癸です。表に見える水のほかにこれらの天干が内側で働くため、同じ日支でも人によって結が変わります。
日支に座る十神 — 配偶者の座として読む
日干庚から見ると、日支の正気癸は傷官にあたります。日支は配偶者に最も近い座であり、毎日踏みしめる土台でもあるため、ここに座る十神が生活の結を大きく左右します。
表現し、ひっくり返す気が土台にあります。才が表に出て物言いが痛快で人を引きつけますが、決まった枠や指示には強い窮屈さを感じます。一言で得て一言で失う座なので、言葉の加減は自分で調整が要ります。
日干と日支の関係
日干が日支を生じる形で、持っているものを外に出して使う座です。表現や成果が多い分、消耗も大きくなります。
十二運星 — この座での自分の気
日干庚が日支子で迎える十二運星は死です。
動きが止まり思考が深まる段階です。一つを掘り下げる学問や技術に強い一方、決断の前に長くとどまりがちです。
空亡 — 空いた二つの座
庚子日柱は甲午旬に属し、この旬で空くのは辰・巳です。
空亡は悪いものというより「ここには心が完全には留まらない」という印に近いものです。空亡の支の年は思い通りに満たされない代わりに執着が薄れ、かえって身軽になることもあり、宗教・学問・芸術のように「空」を扱う分野では強みにもなります。
広告 (test)
納音五行
庚子の納音は壁上土(壁の上の土)です。天干・地支それぞれの五行とは別に、干支一対に付けられた古い名です。
納音が土なので支える結です。間をつなぎ地盤を固める仕事に向き、急いで結果を求めるより長く残るほうを選ぶときに力がつきます。
合う支、ぶつかる支
日支子と六合となるのは丑、三合を組むのは辰·申です。 反対に午とは沖となり、互いの座を揺らします。
合となる支の年や、その日支を持つ人とは物事が滑らかに運び、気持ちも楽です。逆に沖となる側は座を揺らし、移動・別れ・転換として現れますが、悪いだけでなく、淀んだものを押し出す力でもあります。
向いている仕事
日干の五行(金)で見るとこうです。金融、法律、機械・製造、医療など、精密さと原則が重要な分野
そこに日支の五行(水)が重なります。貿易、流通・物流、コミュニケーション、研究など、流れを読み広く活動する分野 二つの結が重なる地点で、長く続けられる仕事を選ぶのがよいでしょう。