庚戌(かのえいぬ)日柱
犬の座に乗った鉄と刀 — 決断力のある原則主義者。
かのえ 金 · いぬ 土
ひと目で見る
- 日干
- 庚 (+金)
- 日支
- 戌 (土 · 犬)
- 蔵干
- 辛(余気) 丁(中気) 戊(正気)
- 日支の十神
- 偏印 (戊)
- 十二運星
- 衰
- 空亡
- 寅·卯
- 納音五行
- 釵釧金(かんざしと腕輪の金)
- 六十干支の番号
- 47 / 60
- 神殺
- 괴강살
日干 — 自分の気質
日干の庚は五行で金、鉄と刀にたとえられます。
義理を重んじ、正しいと思えば大胆に推し進める行動力があります。
融通が利かず周囲と摩擦が生じたり、頑なになりすぎることがあります。
陽干なので気が外へ伸びます。大きく真っ直ぐ進む一方、細かく整える作業は後回しにしがちです。
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日支 — 座っている場所
日支の戌は五行で土、犬の座です。
守る座です。身内と自分の持ち場への責任感が強く、義理を重んじます。
戌の中には辛(余気 9), 丁(中気 3), 戊(正気 18)が隠れており、その正気は戊です。表に見える土のほかにこれらの天干が内側で働くため、同じ日支でも人によって結が変わります。
日支に座る十神 — 配偶者の座として読む
日干庚から見ると、日支の正気戊は偏印にあたります。日支は配偶者に最も近い座であり、毎日踏みしめる土台でもあるため、ここに座る十神が生活の結を大きく左右します。
人と違う角度から見る気が土台に座っています。一つ聞けば十に思考が伸び、独創的な解釈を出します。その分、考えが先立って実行が遅く、受けた助けにも条件をつけて測りがちです。
日干と日支の関係
日支が日干を生じる形で、土台が自分を支えます。大きく揺れずに持ちこたえる力があります。
十二運星 — この座での自分の気
日干庚が日支戌で迎える十二運星は衰です。
頂点を過ぎて一歩引いた段階です。無理をせず均衡を知る一方、出るべき場面でも引いてしまうことがあります。
空亡 — 空いた二つの座
庚戌日柱は甲辰旬に属し、この旬で空くのは寅・卯です。
空亡は悪いものというより「ここには心が完全には留まらない」という印に近いものです。空亡の支の年は思い通りに満たされない代わりに執着が薄れ、かえって身軽になることもあり、宗教・学問・芸術のように「空」を扱う分野では強みにもなります。
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納音五行
庚戌の納音は釵釧金(かんざしと腕輪の金)です。天干・地支それぞれの五行とは別に、干支一対に付けられた古い名です。
納音が金なので鍛えられる結です。基準を立て切り捨てる仕事で実力が出ますが、硬い分、折れないよう余裕を残す必要があります。
この日柱につく神殺
庚戌日柱には괴강살がつきます。
魁罡殺は頭領の星です。極端を行き来する気で、大きく成すか大きく折れるかと見られ、カリスマと決断力が際立ちます。中間を置かない性向なので、自分でブレーキを用意しておくとよいでしょう。
合う支、ぶつかる支
日支戌と六合となるのは卯、三合を組むのは寅·午です。 反対に辰とは沖となり、互いの座を揺らします。
合となる支の年や、その日支を持つ人とは物事が滑らかに運び、気持ちも楽です。逆に沖となる側は座を揺らし、移動・別れ・転換として現れますが、悪いだけでなく、淀んだものを押し出す力でもあります。
向いている仕事
日干の五行(金)で見るとこうです。金融、法律、機械・製造、医療など、精密さと原則が重要な分野
そこに日支の五行(土)が重なります。不動産、建築、農畜産、サービス業など、着実さと信頼を土台にする分野 二つの結が重なる地点で、長く続けられる仕事を選ぶのがよいでしょう。